今飲んでいるお茶をさらにおいしく飲んでみたいと思いませんか?
急須や湯呑を知って使うと、今飲んでいるお茶が10倍美味しくなります。
急須や湯呑以外にもお茶の道具は様々あり、用途も様々です。
お茶の美味しさを最大限に引き出す道具をそれぞれご紹介します!
煎茶を楽しむ道具
玉露・煎茶・番茶など茶葉の本当の味を知るには道具の知識も必要です。
私が煎茶を飲むうえで絶対必要だと考える道具を5つご紹介します。
優先度の高いものから順にご紹介しますので、まだ道具をお持ちでない方も今後の購入の参考になると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
急須
急須はお茶を淹れる時に無くてはならない茶器です。
お茶の味はちょっとした変化で味が変わる繊細な飲み物です。
急須の形状や茶こしの状態によって味は変化していまいます。
まさにお茶の美味しさのカギを握っているといっても過言ではありません。
それでは急須を選ぶ際のチェック項目を3つ紹介します。
形 :お湯が溜まる部分があると、残った水分で茶葉が開いてしまうので形は底の部分が
すぼまっていて寸胴ではないもの。
茶こし:できるだけ目が細かいものが良く、金網タイプではなく陶器と同じ素材の
網が付いているタイプがおすすめです。
取っ手:変な力が入らず、最後の一滴まで注げる持ち手を選びましょう。
茶碗
お茶の種類によって適した形状や大きさがあり、いくつか揃えるのをおすすめします。
ここでは代表的な茶碗の種類をご紹介します。
自分のこだわりのある茶碗を持つことでお茶を飲むときの楽しみにもなります。
煎茶碗
一般的な湯呑の半分くらいの容量で一煎目(一杯目)・ニ煎目と多煎で楽しむ時におすすめです。
50~80mlほどの容量で「玉露」「高級煎茶」「かぶせ茶」「茎茶」「芽茶」などじっくりうま味
を楽しみたい時におすすめです。
ソバ猪口型
幅広い用途で使えるソバ猪口型湯呑はどっしりした形が特徴の湯呑です。
気軽にお茶を楽しむために使用し、多量のお湯と茶葉でお茶を味わう時に使います。
おすすめのお茶は「番茶」「玄米茶」「ほうじ茶 」です。
グラス・カップ
冷茶用の湯呑で、水出し茶を楽しむために使います。
清涼感あるものを選ぶと涼しげな表情と相まってお茶が美味しく感じることができます。
おすすめのお茶は「煎茶」「茎茶」「芽茶」の水出し茶です。
長湯呑
一般的に知られている湯呑の形。量を飲むのに適してる。
様々なデザインのものが安価であるので初めての一杯におすすめです。
おすすめのお茶は「番茶」「玄米茶」「ほうじ茶」
汲み出し
背が低く口が広がった湯呑のことで、お茶の香りが立つことからもてなしの席用に使われる。
おすすめのお茶は「煎茶」「かぶせ茶」
蓋付き茶碗
料亭などのフォーマルなシーンで出されることの多い蓋付きの茶碗。
煎茶や玉露など一煎の味わいを楽しむために使われる。
おすすめのお茶は「煎茶」「玉露」
湯冷まし
お茶を淹れるお湯の温度を調節する時に用いる道具。
低温で抽出する玉露や上級煎茶を淹れる時に使い、じっくり味わうために必須の道具となっています。
価格も安価なものが多く、デザインや材質で気に入ったものを購入するのがベストです。
茶筒
開封した茶葉を一時保存するための道具で、密閉性の高い金属製の茶筒がおすすめです。
現在では珪藻土素材の容器もあり、そちらもおすすめです。
茶葉は開封後、酸化や湿気・光(紫外線)によって著しく劣化するため、開封後は早く飲み切りましょう。
茶さじ
茶葉を急須に淹れる時に使う道具、和風な雰囲気を感じれてお茶の世界へ浸かることができる。
材質も木材・竹製・プラスチックもあり好みの1本を持っておくのもあり。
私も持っていないので、これだと思う1本があればご紹介します。
抹茶を楽しむ道具
お茶といえば茶道、茶道といえば抹茶ですよね!
抹茶は食べ物や飲み物のトッピングとして非常に人気が高いお茶です。
今回は抹茶を単独の飲み物として楽しむために必要な道具を紹介します。
茶筅
抹茶を点てる時に使う道具で、穂先の形や本数によって様残な種類があります。
穂の数が少ないもので50本、多いもので120本まであり、穂の数が少なければ少ないほど点てたお茶が荒くなりやすく、穂の数が多ければきめ細かい泡の抹茶を点てることができます。
初心者の人には穂の数が80本~100本のものがおすすめです。
茶杓
抹茶を茶入れから茶碗へすくい出すためのスプーン状の道具です。
耳かきのように細い茶杓から、大人数をもてなす用ですくう箇所が大きいタイプの茶杓があります。
素材・デザインが多くどれを買うか迷ってしまう道具の一つです。
初心者は弾力性・耐久性に優れている竹製がおすすめです。
抹茶茶碗
抹茶用の道具の中で一番奥が深く、選ぶことが非常に難しいものです。
素材・デザイン・歴史・工房・制作者などどこを重視して選ぶかセンスが試されます。
季節ごとにデザインや素材を変えて購入するのもいいかもしれません。
私がおすすめは、重心が安定していて茶筅が動かしやすいずんぐりした形の茶碗がおすすめです。
さいごに
今回は「煎茶を楽しむ道具」と「抹茶を楽しむ道具」という目線で合計8個の道具を紹介しました。
これらは全てお茶を飲むうえで必ず必要な道具ではありません。
お茶は極論すれば茶葉を口に入れ、水を口に含めればお茶になります。
また茶こしに茶葉をセットし湯呑へ直接お湯を注いで淹れてできる飲むものも立派なお茶です。
しかし、茶葉本来の甘味・うま味・渋みをじっくり味わいたいとなると道具が必要になります。
道具を使って淹れるお茶は今まで飲んだお茶とは比べ物にならないほどおいしく驚きがあります。
そんな驚きを私は皆さんへ提供したいという思いで今回道具を紹介させていただきました。
皆さんの生活に美味しいお茶をぜひ取り入れてみてください。
当サイトでは他にも高級煎茶の紹介を主にしていますので、ぜひこちらをご覧ください。
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