いまさら聞けない茨城3大銘茶を徹底解説します!!

お茶~煎茶~

日本茶の北限栽培地の一つである茨城県では、3つの有名なお茶が存在しています。
あなたはその3つの日本茶を全て知っていますか?
私もこの記事を作るまでは全てを知りませんでした。
せっかく魅力的な日本茶があるにも関わらず、知らないというのは非常にもったいない・・・
なのでみなさんにも知ってもらいたい、その思いで作成しましたのでぜひご覧ください。

茨城県を代表する3大銘茶とは・・・?

茨城県は関東地方では埼玉県に次ぐ関東有数の日本茶生産地です。
県内全域で栽培されており、その地方で栽培環境が異なるため味や風味が違います。
その違いをそれぞれまとめましたので、どうぞ!

奥久慈茶

奥久慈茶のはじまりは400年前に宇治から持ち帰った茶の樹を茨城県にある西福寺境内に植えたのが始まりです。県北を中心とする山間部で栽培され、一般流通される日本茶では新潟県と同じく北限の茶産地として広く知られています。茨城県と言えば、奥久慈茶と思う方も多いのではないでしょうか?

手揉み茶としても有名で、過去3度手揉み茶日本一に輝いた銘茶です。
また筑波大学の研究結果によると、抗酸化作用・抗肥満に効果がある栄養成分が他の茶産地の日本茶に比べ多く含まれているそうです。

寒暖差の大きい山岳地方で小砂利混じりの土質のおかげで、芳醇な香りと奥深いコクを感じるうま味が特徴の日本茶にしあがっています。
まるで、「熟成されたウイスキーのようなコクと香り」を感じることができます!

古内茶(ふるうちちゃ)

古内茶の最強のキラーフレーズ「黄門様も愛した日本茶」にあるように、徳川光圀公が大変好んで飲んでいたお茶のようです。もともとは「清音寺」の境内だけで栽培されていたお茶でしたが、光圀公の命で古内地区一帯で広く栽培されるようになりました。
室町時代初期から茨城県西部で栽培されており、県内ではもっとも古い産地となっています。

清流「藤井川」に沿って広がる茶畑で、豊かな水と綺麗な空気を吸収して育った茶葉は緑が濃く、まろやかな風味と甘味のなかにほどよい渋みを感じれるお茶です。

猿島茶

猿島茶は江戸時代に猿島地方で藩の奨励作物として栽培が開始されました。
当時の栽培量はそこまで多くありませんでしたが、後に宇治から技術を取り入れたことで江戸の市場を開拓できました。また徐々に生産量が増加することで販路を海外に求め、日本で初めて海外輸出された日本茶となっています。

猿島茶の特徴は「手揉み」「深蒸し製法」の2つに集約されています。
手揉み茶は針状で艶がり、お湯を注ぐと元の茶葉の形が現れ、手揉みならではの深い香りと味わいがあります。
また深蒸し製法は茶葉の製造工程の蒸す工程を通常の工程より長く行うことで、甘味を引き出しまろやかな味わいにしあげることができます。
この2つの特徴は奥久慈茶と古内茶にはない特徴なので、ぜひ飲んで違いを確かめてください。

おすすめ商品

奥久慈茶

特上煎茶(常陸)/ かねた園

コクの深さと甘味と渋みのバランスが非常によく、ひとくち飲むと驚きの声がでるくらい美味です。
日本茶をじっくり味わいたい方にはぜいひともおすすめする一品となっています。

古内茶

水戸茶 / 茶舗_牧之原

やはり水戸黄門が愛したお茶というとフレーズにあるとおり、バランスが良く美味しいお茶となっています。匠のお茶職人が携わっており、この値段で飲める日本茶としては最高のクオリティーを持っています。

猿島茶

さしま香り / 斉藤製茶

深蒸し製法と手揉み製法によってコクをずば抜けて感じることができるお茶となっています。
甘味とコクをガツンと感じたい方におススメの日本茶です。
ぜひ一度試してみてください!

さいごに

日本茶の北限栽培地である茨城県のお茶はいかがだったでしょうか?
県内で歴史も特徴が異なる日本茶が3つもあるなんて驚きですよね!
それぞれ美味しく大変おすすめの商品となっていますので、ぜひ試してみてください。
また当サイトでは、日本全国の日本茶をご紹介しています。
気になる方はぜひこちらをご覧ください!

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