「煎が効くお茶」と呼ばれるお茶を徹底解説!これを読むとあなたも人に教えたくなるかも。

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「煎が効く」という言葉、なかなか聞きなじみのない言葉ではないでしょうか?
この言葉は1枚の茶葉でも何度でもしっかりとした味がでるという意味です。
ではあなたが今まで飲んできた日本茶は、1回の茶葉で何回楽しむことができたでしょうか?
多くても3回が限界ではないでしょうか?
私が好んで飲んでいる日本茶も3回目がギリギリ飲めるかどうか程度です。

しかし、今回ご紹介する日本茶は3回目でもしっかりとした味が出て、美味しいお茶を楽しむことができる日本茶です。人にも紹介したくなる日本茶ですので、ぜひ最後までご覧ください。

「煎が効くお茶」の正体は・・・?

「煎が効くお茶」その正体は、栃木県の県北部に位置する大田原市で生産されている黒羽茶と呼ばれるお茶です。今では製茶工場は1つしかないという希少なお茶と言われています。
そんな希少な黒羽茶の魅力を「歴史・環境・特徴」の3つに分けてご紹介します。

黒羽茶の歴史
黒羽茶は古くから栽培されています。
その歴史は室町時代から始まり、現代まで続いています。栽培されている大田原市は江戸時代に松尾芭蕉が数多くの俳句を詠んだことのある場所のようです。芭蕉も足しげくかよったのには、俳句以外にも実は黒羽茶を求めて訪れていたのかもしれません。

ただ、残念なことに昔は数多くあった製茶工場も現在はたった1つになってしまっているようです。
流通量も他の県の日本茶に比べると多くないので見つけたら、ぜひ購入してみてください。

黒羽茶の生産環境
黒羽茶は日本茶の生産地のなかでも最北に近い場所で栽培されています。
栃木県の中でも北東部に位置する大田原市は八溝山系の麓に位置しており、お茶栽培に適した土地となっています。この八溝山の裾野から吹き付ける冷涼な風が霧を発生させ、茶葉の育成に一役買ってるのです。
またそもそもの栽培地域が日本最北地域のため、年間平均気温が冷涼な土地です。このおかげで茶葉が生き残るために多くの栄養を凝縮しており、「煎の効く」お茶に繋がっていると言われています。

黒羽茶の特徴
黒羽茶の特徴は何と言っても、3回同じ茶葉で淹れても美味しいお茶を楽しめることです。
しかしそれ以外にもそもそもとても美味しいお茶なのです。
香りがとても芳醇で、味もコクがありまろやかな風味も兼ね備えています。
何度淹れても美味しいお茶という特徴をもっているので、ぜひ友達や家族と一緒に話などをして楽しんでいる時に飲んでいただきたいです。
話に花が咲いてお茶を淹れ直すことが多いと思いますが、黒羽茶ですと淹れ直してもしっかりとした味を楽しむことができます。

黒羽茶のおすすめ商品

黒羽茶 / 須藤製茶

黒羽茶のおすすめ商品は、唯一の製茶会社である須藤製茶さんの日本茶です。
他に黒羽茶が無いため、比較はできませんがとても魅力溢れる日本茶となっています。
茶葉にお湯を注いだ瞬間に鼻を楽しませる濃厚な香りは、まるで目の前に雄大な八溝山々がそびえているようなイメージを脳裏に映し出してくれます。コクや深い味わいは何度飲んでも飽きることがなくその都度新しい発見をもたらしてくれます。

「あれ、意外にまろやかな味の中にキリッとした切れ味がある・・・」
「3回目のお湯なのにもかかわらず、香りが全然落ちないな・・・」
などあなただけの新しい発見が必ず見つかるはずです。

さいごに

「煎の効く」お茶の黒羽茶はいかがだったでしょうか?
3回以上淹れても美味しいと感じる感覚は、これは飲んでみないと本当にわかりません。
ですのでお茶好きのあなたにはぜひ一度購入して飲んでみて欲しいのです。
栃木県唯一の製茶工場で作られている日本茶は大変希少な商品です、最近では和紅茶にシフトしているお茶屋さんが増えているため、日本茶の黒羽茶を見つけた際にはラッキーだと思い購入してみてください!

当サイトでは日本全国の日本茶を紹介しています。
他にも日本茶を調べてみたいという方はぜひこちらをご覧ください。

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