普段飲んでいるお茶より値段の高いお茶っ葉を買った時や贈り物でいい茶葉を貰った時、
あなたは以下のことで悩んだことはないでしょうか?
もっとおいしく飲める淹れ方はないのかな?
せっかく高いお茶っ葉を買ったのに失敗したくない…
普段飲んでいるお茶と違いパッケージから凝っているものも多く、量も少ないでしょう。
お茶自体がいいことは分かっているのに、淹れ方で失敗して損した気分になりたくないですよね、
この記事を最後まで読めばあなたのお悩みを全て解決します!
高級煎茶とは?
そもそも高級煎茶とは通常収穫される茶葉から厳選された茶葉で淹れるお茶のことです。
味・香りが芳醇なものが多くその土地・作り方の特徴をじっくり味わうことができます。
ほっとしたい時にすっと鼻にぬける香りは、あなたの脳を仕事の疲れから解き放ち、
またしっかりとした味わいはコーヒーやコーラのような嗜好性飲料とは違う満足感がえられ、
なおかつ有効成分が多く含まれているので健康にいいです!
また高級煎茶は30代の社会人の方におススメします。
1日の頑張りに対しての自分へのご褒美として、仕事の合間のほっと一息のタイミング、自己投資の勉強のお供におススメです。
おすすめの淹れ方3選
蒸し茶
蒸し茶とは、茶葉を60℃~80℃のお湯で蒸らしながら抽出して飲む方法です。
小さな茶碗に何度もお茶を淹れて飲む多煎がおすすめです。
1日が終わりに近づいたころ、ゆったりとする時間のお供として飲むのがベストで、
暖かいお茶をソファにもたれかかりながら飲むと、すっと肩の力が抜けてきます。
お茶にはストレスを和らげる効果や、ストレスによって生み出された活性酸素を除去する力があります。
ストレス社会で生き残るためにも、知らない間にたまっているストレスを洗い流しましょう!
また暖かい飲み物を飲むことで腸の力が活性化し免疫力もアップします。
準備するもの:高級煎茶(1人前5g)、急須(150mL)、80ccの茶碗、ドリップカップ(350mL)
淹れ方:
①お湯を沸かし、ドリップカップへお湯を注ぐ。
②茶葉を急須に入れて、お湯が均等に当たるように薄く広げておく。
③準備した急須へ①のお湯を注ぎ、1分蒸らす。
④蒸らしたお茶を茶碗に注げば完成!
一言メモ
ドリップカップを間に挟むことで湯の温度は80℃~60℃ほどになり、
高級茶葉の旨味を最大限に味わえる温度になります。
ドリップカップが無い場合は湯冷まし器でもOK!
コールドブリュー
コールドブリューは日本語で水出しのことです。
水に茶葉を浸し長時間かけて茶の成分を抽出し、お茶を楽しむ方法です。
蒸し茶と異なり、香りは角がとれたような丸みのある香り、味はまろやかな口当たりで甘さを感じることができます。
全体的なふんわりとした印象を与えるコールドブリューの飲み方は、
刺激成分が少なく、余計な思考を挟むことなく今やっている作業に集中する効果があります。
そのためミーティングの時のお供や、パソコン作業のお供に持ってこいです!
準備するもの:水出しボトル(700mL~1,000mL)、高級煎茶(25g)
淹れ方:
①清潔な水出しボトルに水を入れる
②茶葉をボトルに入れ、軽くかき混ぜる
③冷蔵庫に2時間~8時間保存する
④飲む前に軽く混ぜて飲む
一言メモ
茶葉をフィルターに入れて、水出し茶を作ると取り出しやすく
味もフィルターにいれてないものに比べ角が取れたまろやかな味を楽しめます。
氷のエスプレッソ
旨味をぎゅっ~と濃縮し茶葉のエキスを楽しむ飲み方、それがエスプレッソです。
一般的に知られているコーヒーのエスプレッソとは違うのは作り方です。
氷でじっくり時間をかけて茶葉からお茶エキスを抽出する方法で、
お湯で抽出した時とは比べ物にならないくらい濃厚な味を楽しめます。
準備するもの:高級煎茶(5g)、急須(150mL)、80ccの茶碗、純粋な氷
淹れ方:
①まず綺麗な氷を準備します。
なるべく市販の氷がいいです。
②茶葉を急須に入れ、上から氷を急須に収まるくらい入れる。
※point:茶葉は急須の真ん中に固めておくのが良い!
③氷が溶け出すのを待つ。
夏:5分~10分ほど
冬:10分~20分ほど
④溶け出だお茶を茶碗に移して飲む。
一言メモ
この淹れ方は氷の質が味の決め手となります。
不純物の少ない氷を使用するのが重要です。
自宅で作る美味しい氷の作り方は別の記事でご紹介します。
さらにおいしく楽しむためには・・・
さて高級煎茶を美味しく飲む方法が分かったところで、
私からあなたに、おいしいお茶をもっと楽しむためのポイントをお伝えします。
それは、「お気に入りに茶道具を持つこと」です。
何か一つ湯呑でもいいので専用の道具を持つことが美味しさを引き立たせるポイントです。
専用の道具を使う時は、それまでの忙しい時間の流れから離れる橋渡しとなってくれますし、
自分の脳がリラックスする合図だと認識するようになるからです。
なにごともリラックスした精神状態でないと美味しいものも美味しく感じれないものです。
まとめ
今回ご紹介した飲み方を覚えてもらえれば、高そうな茶葉を貰った時に存分に楽しむことができます。
また飲み方に失敗し、いざ味の感想を求められた時に困ることもなくなるでしょう。
質のいいお茶を飲む機会がどんどん減っている世の中で、少しでもお茶ライフを楽しんでいただきたいという思いで書きました。
他にも記事をアップしていますので、ぜひ目を通してみてください。
最後にですが、今回ご紹介した飲み方は高級煎茶専用となっています。
さらに高級な玉露や、手頃な金額の番茶やほうじ茶はまた淹れ方が変わってきます。
茶葉本来の味を楽しむためにも適切な淹れ方を確認してください!
当サイトでは高級煎茶の紹介もしていますので、こちらもご覧ください。
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