「本州最西端のお茶処と言えば?」と聞かれたらあなたはどこと答えますか?
おそらくほとんどの答えは京都府宇治市ではないでしょか?
でも答えは山口県なんです!
今回ご紹介するお茶は、本州最西端の県で栽培され製造されている「小野茶」をご紹介します。
お茶の特徴
「健康は、飲み物から」をキャッチコピーで製造している小野茶、そんな小野茶の特徴を余すことなく解説します。
産地と歴史について
小野茶の品種は日本で主流となっているやぶきた茶です。
真砂と赤土の混合土壌で栽培されたお茶は、程よい苦みと渋みと甘味を合わせ持ったコクのある濃煎茶です。他のお茶の産地と比べ小野茶の生産地は赤土の割合いが多く、痩せた土地であったことがコクのあるお茶になったようです。
また小野茶の歴史としては、古くは毛利家の時代から作られていました。
藩主の勧めで茶作りが県下に広がり、「防長茶」として全国に送り出されていたそうです。
つまり山口県は伝統あるお茶どころの一つだったのです。
製造のこだわりポイント
歴史あるお茶処で製造されている「小野茶」ですが、お茶作りにこだわりがあります。
茶葉の栽培のこだわり
茶葉を栽培する際、農薬散布は極力せず人体への健康を第一に考えて栽培されています。
農薬散布は茶葉の芽が出る前の3月と新茶を摘み終わった後の6月と9月~10月のみとしています。
人の健康に強い思いを持って栽培されていることが分かりますね!
茶葉の乾燥にポイントあり
小野茶の製造には、直火法によって茶葉への火入れを行っています。
直火であることが、茶葉の旨味や香りを一段と引き立て、滋味のあるお茶へと進化させるのです。
もちろん現在の主流である熱風乾燥ではなく直火法を使うことは非常にリスクもあります。
直火法は取り扱いが非常に難しく、火加減を間違えれば茶葉を焦がしてしまい、1年間大切に育ててきた茶葉を無駄にしてしまうのです。
それでもより風味のでる直火法にこだわっているからこそ美味しいお茶を提供できているのだと思います。
おススメポイント
小野茶の特徴の特徴をまとめると以下のグラフのようになります。
甘味・渋み・香りのバランスがよく、コク深い小野茶は風呂あがりの1杯として最高です!
1日の体の汚れと疲れを落とし切った風呂あがりには、水分補給が必須です。
コーヒー牛乳やビール、オロポが飲みたくなるでしょうが、実は小野茶が一番適しています。
小野茶のコクと渋みは何か濃いもの欲している体の欲望に対してぐ~と染み渡り、欲求を満たしくれます。またそれだけでなく、人の健康にフォーカスされた茶葉は血糖値や糖分を気にしている方へもおすすめです。
風呂上りの一杯をビールで楽しみたいけどお医者様に止められているあなた。
健康診断の結果に戦々恐々としているあなたにこそ、この小野茶はぜひ飲んでいただきたいお茶となっています。
ぜひ風呂上りの1杯として購入してみてはいかがでしょうか?
購入するならここ!
㈱山口茶業さん
小野茶を購入する場合はぜひ㈱山口茶業さんのサイトから購入してみてください。
小野茶を製造から販売までしているので安心・安全の一品となっています。
参考URL:小野茶_翠泉
②楽天市場
現在は小野茶の出品が楽天市場に無いため、リンクは削除しています。
また、ふるさと納税の詰め合わせ商品が出品されていますが、個人的に怪しさ満点のため①で紹介したサイトから購入をお勧めします。
※ペットボトルタイプは販売しているようですが、できれば茶葉タイプを試してほしいです。
さいごに
本州最西端の県で栽培されている小野茶についてまとめました。
お茶の樹にとっては生育しずらい赤土混合の土地ならではの風味、ふるくは戦国時代から作られてきた伝統あるお茶、そんな様々な背景を持つお茶が小野茶です。
有名でないから飲むのを遠慮せず、ぜひ風呂上りの1杯としてお試しで購入してみてはいかがでしょうか?
また当サイトでは、全国各地の高級煎茶の紹介をしています。
気になる方はぜひこちらもご覧ください。
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