英国の定番菓子「ウォーカーズ」、実は大和茶・本山茶と相性抜群なんです

スーパーの棚に並ぶウォーカーズのショートブレッド・フィンガーのパッケージお茶の基本知識

おやつの時間、洋菓子にはコーヒーや紅茶を合わせるのが定番だと思っていませんか?実はしっとりバターの効いた洋菓子こそ、日本茶と合わせることで新しい美味しさに出会えるんです。

今回ご紹介するのは、イギリス生まれの老舗ブランド「WALKER’S(ウォーカーズ)」のショートブレッド。海外のお菓子だからこそ気づく、日本茶との意外な好相性をたっぷりお伝えしていきますね。

目次 ・ウォーカーズってどんなお菓子? ・なぜウォーカーズと日本茶は相性がいいの? ・ウォーカーズに合わせたいおすすめの日本茶 ・美味しく味わうための淹れ方のコツ ・よくある質問 ・まとめ

ウォーカーズってどんなお菓子?

スーパーの棚に並ぶウォーカーズのショートブレッド・フィンガーのパッケージ

ウォーカーズは、スコットランドで生まれた歴史あるショートブレッドブランドです。ショートブレッドとは、バター・砂糖・小麦粉というシンプルな材料だけで作られる、イギリスの伝統的な焼き菓子のこと。素材がシンプルな分、素材の質と焼き加減がそのまま美味しさに直結する、ごまかしのきかないお菓子とも言えます。

ウォーカーズの最大の特徴は、しっとりとした食感です。日本でよく見かけるクッキーは、サクサク・カリカリとした軽い食感のものが多いですが、ウォーカーズはひと味違います。口に入れた瞬間にほろりと崩れながらも、しっとりと生地が溶けていくような独特の食感で、噛むたびにバターの豊かな風味とほんのりとした甘さが広がっていきます。

それでいて、後味はしつこくありません。バターをふんだんに使っているのに、食べ終わったあとに油っぽさが残らないという、絶妙なバランスの取れた美味しさが持ち味です。この「しっとりしているのに軽やか」という食感こそ、ウォーカーズが長年愛され続けている理由なのだと思います。

本国イギリスでは、紅茶と合わせて楽しまれることが多いお菓子です。午後のティータイムに、紅茶とショートブレッドという組み合わせは定番中の定番なのだそうです。

味の展開もいろいろとあるようですが、まず試していただきたいのは何と言ってもノーマル味です。バターの風味そのものを味わえるシンプルな味わいこそ、ウォーカーズの魅力が一番伝わる一枚だと思います。

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なぜウォーカーズと日本茶は相性がいいの?

紅茶との組み合わせが定番のウォーカーズですが、実は日本茶との相性もとても良いお菓子です。

ポイントは、ウォーカーズの持つ「バターのコク」にあります。日本茶に含まれるカテキンという成分には、渋みや苦みのもとになると同時に、口の中に残った油分をすっきりと洗い流してくれる働きがあるといわれています。しっとりとした生地に含まれるバターのコクを、日本茶の程よい渋みがさっぱりとリセットしてくれるので、次のひと口もまた美味しく楽しめるのです。

さらに、ウォーカーズは甘さが控えめなお菓子なので、日本茶の持つ旨みや香ばしさを邪魔しません。むしろ、お茶の繊細な香りとバターの風味が、お互いを引き立て合うような関係になります。紅茶のような華やかな香りとはまた違った、緑茶ならではの落ち着いた香りとの組み合わせも、ぜひ一度試してみてほしい組み合わせです。

ウォーカーズに合わせたいおすすめの日本茶

ウォーカーズと合わせるなら、ぜひ試していただきたいのが「大和茶(やまとちゃ)」と「本山茶(ほんやまちゃ)」です。

大和茶は、奈良県で作られている日本茶です。奈良県は寒暖差の大きい山間部で茶葉が育てられており、渋みと旨みのバランスが取れた、すっきりとした味わいが特徴とされています。この爽やかな後味が、ウォーカーズのしっとりとしたバターのコクを程よく引き締めてくれます。ひと口食べてお茶をひとくち、を繰り返すたびに、口の中がリフレッシュされるような感覚を味わえるはずです。

大和茶の上煎茶パッケージ

大和茶の歴史や選び方について詳しくは、大和茶とは?1200年の歴史を持つ奈良県の銘茶の特徴と美味しい淹れ方を解説の記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

本山茶は、静岡県の安倍川上流域で作られている日本茶です。「本山」は古くからのお茶どころとして知られるエリアで、香り高く上品な旨みを持つお茶として評価されています。この上品な香りが、ウォーカーズのバターの風味と重なり合うことで、まるでちょっと贅沢なティータイムを過ごしているような満足感を与えてくれます。

梅ヶ島 本山茶(阿久津茶舗)

本山茶の歴史や淹れ方については、本山茶とは?800年の歴史を持つ静岡・安倍川流域の銘茶の特徴と美味しい淹れ方の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

どちらも普段使いの緑茶とはひと味違う、産地の個性が感じられるお茶です。ウォーカーズを食べる機会があれば、ぜひこの2つの日本茶を用意して、食べ比べならぬ「飲み比べ」をしてみてくださいね。

美味しく味わうための淹れ方のコツ

大和茶も本山茶も、旨みと香りをバランスよく引き出したい場合は、70度前後のお湯でじっくりと淹れるのがおすすめです。温度が高すぎると渋みが強く出すぎてしまい、逆に低すぎると香りが立ちにくくなってしまいます。急須にお茶を入れたら1分ほど蒸らし、最後の一滴まで注ぎきることで、旨み成分をしっかりと引き出すことができます。

急須がないという方は、ティーバッグタイプの緑茶でも十分に楽しめます。マグカップにお湯を注いで1分ほど待つだけで、手軽に香りと旨みを味わうことができますよ。

よくある質問

Q. ウォーカーズはどこで購入できますか?
カルディコーヒーファームやコストコ、輸入食品を扱うスーパーのほか、楽天市場などの通販サイトでも購入できます。まずは少量のお試しセットで試してみるのがおすすめです。

Q. 賞味期限はどのくらいですか?
商品や個包装の状態にもよりますが、未開封であれば数ヶ月単位で日持ちするものが多いです。詳しくはパッケージの表示をご確認ください。

Q. 大和茶・本山茶以外の日本茶と合わせてもいいですか?
もちろんです。ウォーカーズのバターのコクをすっきりさせてくれるのはカテキンの働きによるものなので、普段お使いの緑茶や煎茶でも十分に美味しく楽しめます。産地の個性を楽しみたいときは、ぜひ大和茶・本山茶も試してみてください。

まとめ

しっとりとした食感と、バターの豊かな風味、そしてしつこくない上品な甘さが魅力のウォーカーズ。イギリスでは紅茶との組み合わせが定番ですが、日本茶と合わせることで、カテキンの働きによってバターのコクがすっきりとリセットされ、また新しい美味しさに出会うことができます。

奈良県の大和茶で爽やかにまとめても良し、静岡県の本山茶で上品な香りを重ねても良し。次にウォーカーズを味わうときは、ぜひ紅茶やコーヒーだけでなく、日本茶も用意してみてください。海外のお菓子と日本茶という、意外な組み合わせの奥深さにきっと驚くはずです。

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